こんにちは、cicadaです。
今回は、属性強化と属性遮断についてのダメージ計算について解説していきます。
3種類の属性強化
属性強化に該当するものは以下の3つです。
- 武器の○○強化
- タタリガミの碑で獲得できる○○強化
- オトモの○○支援
①は「○○強化」という武器のアビリティのことです。たとえば、深淵鏡リオンの武器「濁浪ノ枝」には、炎熱強化「自分の火属性ダメージを30%増加。」というアビリティがあります。
②はタタリガミの碑を進めていくと手に入る○○強化9%(最大時)です。③は各オトモの効果です。書物型なら○○支援20%になります。
さて、これらはどのように計算されるのでしょうか。
答えは単純、すべて加算です。
属性強化の例
このような構成の場合、炎熱強化武器30%*3+タタリガミ碑9%+炎熱支援20%=119%になります。つまり、属性強化無しの元ダメージが10万であれば、219,000ダメージです。
いやいや、オトモは別で乗算でしょ?という声もありましたので、検証してみました。
攻撃力をほぼ同値にしてオトモ支援を外してみます。攻撃力2の差ですので、この差はダメージ計算にほとんど影響はありません。
そのとき、士官10Fのザコ敵に対するダメージがこちら
一方、炎熱支援オトモをつけたときのダメージがこちら
もしオトモだけ別で乗算され1.2倍されるのであれば、421,509のダメージになりますが、実際は40万には届きません。何度かデータを取って確認しましたが、やはり加算でしたので検証結果をまとめました。
ついでにダメージ計算の際の乱数幅について、仮説を立ててみました。
超ガバガバ検証の結果、ダメージ計算では元のダメージから±2%の幅で動いているのではと推測されます。ご参考まで。
4種類の属性遮断
属性遮断に該当するものは以下の4つです。
- 真暗キャラ等の○○防護
- 黒角武器の○強○護
- オトモの○○遮断
- デブリの○○防護
基本的に属性強化と同じですので詳細の説明を省きますが、こちらも加算で計算されています。
属性遮断の例
フィオとリオンの防御をほぼ同じにして覇王10Fで試してみました。
フィオ(零下内存の公女)は、水冷防護25%+黒角銃の水護20%+デブリの水冷防護8%+オトモの水冷遮断20%の計73%遮断になります。
結果をエクセルでまとめたものがこちらです。はい、すべて加算で間違いありませんね。
アリーナにおける属性強化・遮断
さて、アリーナでは自キャラが○○強化を積んでいて、相手が遮断を入れている場合がありますよね。この計算はどうなるのでしょうか?
アリーナでの検証は難しいのですが、以前同じ組分けのフォロワーさんと強力して確認したところ、遮断が乗算の計算だとすると、実際のダメージが高すぎるとの結論に至りました。
例)元のダメージ100,000、炎熱強化計90%、炎熱遮断計45%のとき
乗算なら→ 100,000×1.9×0.55=104,500
当時はアリーナで様々な不具合が起きていたこともあり、運営にこの件を問い合わせましたが、特に不具合は起きていないとのことでした。
その際、運営側はダメージ計算の詳細を明かすことはできないため、あくまで仮定の話との前置きをされましたが、属性強化と遮断はそれぞれの計算だけでなく、すべて加算で計算ではないでしょうか、との回答をいただきました。
つまり、上記の例での正しい計算は下記になります。
例)元のダメージ100,000、炎熱強化計90%、炎熱遮断計45%のとき
100,000×(100%+90%-45%)=145,000
過去の記事で紹介しているツールでも強化と遮断はすべて加算する計算としています。
まとめ
不明点ありましたらTwitter(@morning_cicada)までどうぞ。
次回こそは属性バフと、猛追バフについて解説したいと思います。
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