こんにちは、cicadaです。
第1回ではリィンカネの基本的なステータス計算についてお話しました。
おさらいすると、気勢25%などのアビリティは、基本ステータス(キャラ・武器の素のステータス&オトモの数値を足したもの)にかかります。したがって、攻撃力やHPが40%アップするような真暗・深淵鏡キャラのアビリティは非常に強力です。
時限気勢・時限守護
それでは、「自分の攻撃力が40%アップ(60秒間)」や「自分の防御力が20%アップ(60秒間)」と書かれているアビリティはどのように計算されるのでしょうか。
真暗ディミスを例に説明します。ディミスは時限気勢40%のアビリティを持っています。このとき攻撃力はどうなるのでしょうか?
時限系のアビリティは編成画面上のステータスには反映されていないため、実際の数値を確認することはできません。しかし、この画面上の攻撃値22,701に対して40%の攻撃バフがかかることが分かっています。
では、22,701*1.4=31,781でしょうか?
残念ながら違います。リィンカネの仕様上、攻撃力と防御力はダメージ計算に直に影響を与えるため、攻撃バフ・防御バフを最大まで重ねていっても、実際の数値は50%しか変動しないように設定されています。
(編成画面上の攻撃力が20,000のとき攻撃バフ100%時の実際の数値は30,000)
詳しくはYoutubeの解説動画で説明していますが、海外の方の検証で40%の攻撃バフのときは実際は28%の攻撃値上昇になります。
つまり、このディミスの場合、22,701*1.28=29,057です。最大で50%の数値変動といってもかなり上昇していますよね。
防御についても、武器の時限守護20%があり、実際は18%ほどの上昇となり、16,037*1.18=18,923くらいの数値であると考えられています。
このように、普通の気勢等は基本ステータスのみにかかるのに対して、時限気勢等は、石碑、コスチュームボーナス、覚醒で上昇した数値を含めたステータスにかかります。これが一般的に時限系のアビリティの方が強いと言われている理由です。
攻撃と防御バフ計算後の推定値は、ダメージ計算予想ツールで確認できます
時限瞬足
さて、時限瞬足や時限奇襲、時限致命の効果はどのように計算されるのでしょうか。
こちらは単純に40%であれば1.4の乗算です。効果が減衰されることはありませんので電卓で計算できます。
この水着リオンの場合、キャラと武器で計80%の時限瞬足になりますので、1,413*180%=2,543です。味方2人に敏捷バフメモリー10%を付けて、1,413*200%=2,826なんてことも可能です。
時限奇襲
時限奇襲も編成画面上のクリティカル率に乗算になりますので、このアケハの場合、72%*1.4=100%です。
時限系のアビリティで1番残念なのが奇襲ですね。たとえば、もとのクリ率が60%だと60%*1.4=84%にしかなりませんので編成が難しいです。
時限致命
初期では最強の一角だった真暗ラルスです。この時限致命はかなり強力です。もとのクリダメを伸ばせば伸ばすほど恩恵を受けられます。
この編成ではなんと、250%*1.4=350%になります。
まとめ
今回は以上になります。次回は、猛追と属性バフについてお話できればと思います。
不明点ありましたらTwitter(@morning_cicada)までどうぞ。
コメント